保険治療の限界・保険外治療との違い


歯に簡単な詰め物をする処置や軽度の歯周炎の処置は保険治療でも十分と思います。
しかし、見た目を良くしたい、義歯を入れずにもっとよく咬みたい、痛くない義歯を入れたい、現在残っている歯をできる限り長期維持したい、おかしくなった咬み合わせを治したい、といったご要望には保険治療では限界があります。

(1) そもそも保険治療にない治療

インプラント(人工歯根)
矯正
審美性を求める処置(セラミックス冠、ラミネートベニアなど)
ホワイトニング(歯の漂白)
失われた歯周組織の再生術

 

(2) 保険治療だけでは限界のある症例

顎関節症(装置の作製回数が1回しかないため)
歯の欠損を長期放置したため、咬み合わせが変わってしまったもの
(仮り義歯、仮り歯、矯正処置などが必要だが保険治療ではないため)
歯周病の程度が重度で高度な歯周病治療が必要なもの

 

(3) 保険治療にもあるが、材質などに違いがあるもの

詰め物  
    a)保険 レジン、金銀パラジウム合金(12%金含有)
    b) 保険外 セラミックス、ハイブリットセラミックス、金合金(75%金含有)
※型を取る材料・型の取り方がより精度の高いものになります。
被せ物
    a)保険 レジン、金銀パラジウム合金
※コア(土台)は銀合金、ステンレス製、グラスファイバー製
※レジンの色に限りがあるため審美性の要求にお答えすることはできません。
    b) 保険外

・メタルボンド冠(51%以上金含有金合金にセラミックスを溶着したもの)
・オールセラミックス冠(金属を使用しない冠)
・金合金

      ※1. コア(土台)はチタン製、グラスファイバー製(保険のものよりグラスファイバーが密になります)
      ※2. 仮り歯は必ず作ります。(仮り歯はサービス)
仮り歯は最終的な冠を入れるまでに、唾液中のムシ歯菌の感染から歯を守ります。 
     

※3.

型の取り方が保険より精密な取り方です。
     

※1~※3により、保険治療より長持ちします

         
③ 義歯(入れ歯)
 

 a)保険

歯に引っ掛ける金具の形態、義歯の材料・設計にきまりがあります。強度・適合に限界があります。

 
 

 b) 保険外 

・金属床
薄く、強く仕上げる事ができます。また、歯に優しい設計もできます。
型の取り方や材料がより精度の高いものになり、適合が良くなります。   

・コンフォート®義歯
床の裏に生体シリコーンをつけ痛みを感じにくくしたもの 

・ノンクラスプデンチャー
歯に引っ掛ける金具のない入れ歯


※より適合の良い入れ歯を作るため型の取り方が保険より精密な取り方になります。
また、保険外の方が治療回数が多くなります。(それだけ作り方が丁寧になります。)